普段は明るいノリで“性”について発信しているSHELLYだが、この動画では異なった。 真剣な表情で、被害者は二次被害を恐れてなかなか被害を言い出せないことや、警察に相談したとしても立証することのむずかしさがあると指摘。 性行為の同意について自ら判断できるとみなす「性交同意年齢」に達しているからといって、未成年者を大人が守る大切さや、性教育の必要性を訴えた。 そして、もし被害にあったら、「自分を責めず、信頼できる大人に相談してほしい」と呼びかけた。 この動画には、視聴者から多くのコメントが寄せられ、反響に対するアンサー動画をアップ。 たくさんの声に寄り添いながら、性被害から身を守るむずかしさに改めてスポットを当てた。 冒頭、子どもの頃に性被害にあった視聴者からのコメントを読み上げた。 《動画を見ました。私は小1〜中1まで、性被害にあっていました》 《しかし、それが性被害であるということを高校生になるまで、理解していませんでした》 《13歳で性被害にあっても、それが悪いことだとわかりません》 《中学生のうちから性について学んでいれば、誰かに話せていたかもしれません》 《大学生になりましたが、いまさら話すこともできず、フラッシュバックや体の硬直などの後遺症に悩んでいます》 《(動画の中の)『あなたは悪くない』という言葉に救われました》 「自分の経験を、すごく言葉を選びながら書いてくれたのが、めちゃめちゃ伝わってきて」 「イヤなことを思い出すのってイヤじゃない、当然だけど」 「思い出したくもないし、触れたくもないし、誰かに伝えるなんて絶対イヤだって思う」 そのうえで、つらい経験を明かしてくれた視聴者たちの勇気に深く感謝した。 「勇気を出してコメント欄に書いてくれたおかげで、自分の周りにはそういうことがないっていう人にも、たくさん辛い思いをしてる人がいるんだっていうのが伝わったと思う」 「それによって考え方が変わる人って、本当にたくさんいると思うので、コメントしてくれた皆さんに感謝をしたい」 「幼い頃、若い頃にうけた性犯罪をそうとは気づかずに、そのまま過ごす人がたくさんいて、でもそれって当たり前のことなんだよね」 「だって性教育を受けてないから。包括的な性教育を受けていれば、『この触り方おかしい』『この関わり方おかしい』っていうことを、もっと早く大人に伝えられたかもしれない」 「そういうことをちゃんと子ども達にも教えてあげないと、自分のことを守れない」 「自分が小さな頃に、こういう声をあげて言語化してくれる大人がいたら、どれほど心強かっただろうかと思いました。これからは子どもを守る立場として同じように声を上げていきたいと思います」 「まだ性犯罪についてよく分かってない小さい子を狙うのはほんとにタチが悪い」 「SHELLYさんが寄り添ってくれるのが、とてもありがたいです」 などのコメントが寄せられている。

            SHELLY               - 7            SHELLY               - 77            SHELLY               - 92            SHELLY               - 82            SHELLY               - 73